洗濯物はどこに干す?
部屋干しの特徴
室内は天候に左右されることがないので、日時を選ばずいつでも洗濯物を干して置けるのが一番のメリットです。
仕事などに忙しい方でも日中にこだわらず洗濯物を干すことができます。
花粉やPM2.5など、人体に害を与えることのある有害物質が付着し、室内に持ち込まれる、といった心配もありませんし、直射日光に当たらない様に配慮すれば、大切な衣類の色あせなども回避できます。
女性の場合には、室外に洗濯物を干すことで、そこに女性が住んでいることが分かってしまうため、防犯上の意味で、室内干しを定番としている方もいらっしゃいます。
でも、室外と違い、空気の循環も制限されているため、完全に乾かすには時間がかかりがち、ということも忘れてはいけません。
理解しておくべきデメリット
衣類に含まれる水分の乾燥に時間がかかるという事は、生乾きになってしまうことがあり、特有の酸っぱいようなにおいの発生の原因にもなります。
衣類についた生乾き臭はなかなか取れないものです。
うっかりすると、衣類掛けでなく、室内に臭いが充満してしまうことも。
それだけでなく、慢性的に室内の湿度が高くなっていると、カビの発生も誘発します、
カビは、衣類や室内を汚してしまうだけでなく、飛散した胞子が体内に入ることで、感染症やアレルギー発生の原因となることがあります。
鼻の粘膜に付着すると、鼻水や鼻づまり、くしゃみなど、花粉症に似たアレルギー反応を起こすことがあります。
また、肺に侵入し、内部で繁殖すると、咳や息切れなど、喘息.のような症状を発症させる事も。
室内干しの際にも注意が必要なんです。